簿記能力検定（公）資格
■簿記の仕事は、現金の収支や決済、物品の購入、商品の仕入・販売、債権・債務の発生等を記録します。
■企業が経営活動を円滑に行うためには欠かせないものです。
■簿記能力検定は文部科学省認定の検定試験で、内容は主として商業簿記の技能を試すものになっています。
■簿記能力検定のレベルは上級から4級までの5段階に分かれています。
■4級は初歩的な商業簿記の知識、3級は基本的な事務処理ができる知識、1級は経理責任者としての知識、上級は商業・工業簿記および会計学における専門知識と、複雑な実務を処理する技能が検定されます。
■上級に合格すると税理士試験の受験資格が与えられます。
■すでに仕事についている人もこれから就職しようとする人にも必ず役に立つ資格です。 | |
| 受験料 | 上級：7,000円、1級：3,000円（会計と工業簿記のうちどちらかの場合は、各1,500円）、2級：1,500円、3級：1,200円、4級：1,000円 | | 受験手続 | 一般社会人・個人の場合は、所定の願書に必要事項を記入して、全国の会員校で受験料を添えて申し込みます。 | | 受験資格 | 制限はありません。 | | 申込期間 | 会員校によって定員の関係で変更する場合があるので、詳細は全国経理学校協会に問合せが必要です。 | | 試験地 | 全国の全経会員校等 | | 試験日 | 7月、11月、2月の年3回（上級は7月と2月の年2回） | | 合格発表 | 試験日から1か月以内、上級のみ2か月以内です。 | | 難易度 | 上級は税理士国家試験の受験資格が得られるため相当の難関です。 | | 収入・将来性 | □この検定はどの級でも合格すれば就職・昇進に有利です。
□上級に合格して税理士試験にチャレンジできればさらにステップアップできます。 | | 試験内容 | □4級から上級までの5段階に分かれています（2つの級の同時受験可）
4級：商業簿記の基礎理論の理解
3級：簡易な事務能力を必要とする個人企業の経理担当者レベル
2級：相当な実務応用能力を必要とする個人企業の経理担当者レベル
1級：相当な実務応用能力と判断力を必要とする商工企業の経理担当者レベル
上級：大企業の経理担当者または経理指導者レベル
□試験内容
4級・3級・2級：商業簿記
1級：会計、工業簿記
上級：商業簿記・会計学、工業簿記・原価計算
□合格基準
・各級とも1科目を100点満点として70点以上
・上級は1科目40点以上、4科目で280点以上で合格
・1級は会計と工業簿記の科目ごとの合格が認めれらています（科目合格証がもらえる）。その後3回以内の検定試験で、残りの1科目の得点が70点以上であれば、1級の合格証書がもらえます。 | | 備 考 | 税理士試験の受験資格が得られる上級は相当の狭き門です。 | | | | 問合せ先 | 〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-13-12
（社）全国経理学校協会
03-3918-6133 | | ホームページ | （社）全国経理学校協会 |
| 受験料 | □印刷営業士
知識：4,200円、技能：8,400円
□管理印刷営業士
知識：11,550円、技能：10,500円 | | 受験資格 | □印刷営業士
印刷営業マンとして2年以上の実務経験が必要で、申請には事業主の証明が必要です。
□管理印刷営業士
印刷営業士の資格を取得後、実務経験が5年以上の者。資格がなく他業種であっても、営業または管理監督の実務経験が10年以上で、そのうち3年が印刷営業の経験者です。 | | 試験地 | 会社が所属する各都道府県印刷工業組合 | | 試験日 | 年1回以上 | | 試験内容 | □印刷営業士
・知識試験（真偽問題・選択問題）
・技能試験（見積関係3科目）
□管理印刷営業士
・知識試験（論述問題・選択問題）
・技能試験（見積関係3科目） | | 問合せ先 | 〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8
全日本印刷工業組合連合会
03-3552-4571 | | ホームページ | 全日本印刷工業組合連合会 |
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