細胞検査士(民)資格
■細胞検査士は、スクリーナーとも呼ばれていて、指導医の監督のもと、がん等の細胞診の仕事にあたる臨床検査技師(衛生検査技師)の上級職です。
■人体から採取した細胞や血液、尿などの標本を細胞学的に検診するための専門的な知識と技術が必要な資格です。
■受験は、臨床検査技師か衛生検査技師の有資格者でないとできません。 | |
受験料 | 31,500円 | 受験手続 | 必要書類を問合せ先に提出します。 | 受験資格 | 次のひとつに該当する人
□臨床検査技師または衛生検査技師の資格取得後、主として細胞診検査実務に1年以上従事した者
□臨床検査技師または衛生検査技師の資格を有し、次の日本臨床細胞学会認定の細胞診技術者養成機関を卒業した者
・癌研究会附属病院付設細胞検査士養成所
・大阪府立成人病センター内細胞検査士養成講習
・東京都多摩がん検診センター細胞検査技士養成所
・杏林大学保健学部細胞検査士養成課程
・藤田学園衛生技術短期大学細胞診スクリーナー養成所
・北里大学医療衛生学部細胞検査士コース
□4年制大学で、日本臨床細胞学会が認定した次の細胞検査士養成課程を修了した大学卒業見込みの者
・杏林大学保健学部細胞検査士養成課程
・北里大学医療衛生学部検査士コース
・群馬大学医学部保健学科 | 申込期間 | 9月下旬の10日間です。 | 試験地 | □1次試験:東京、大阪
□2次試験:東京 | 試験日 | □1次試験:10月下旬
□2次試験:12月中旬 | 試験内容 | □1次試験:筆記・細胞像診断
□2次試験:実技試験
・標本作成技術および標本優劣の判定等
・顕微鏡的検査(検査の染色標本について)
・細胞診に必要な基礎知識の概略(各種検体採取法、集細胞法、細胞ブロック作製法、細胞の基本的構造と細胞生物学、細胞診に必要な諸臓器の解剖学および組織学、悪性腫瘍の病理学など) | | | 問合せ先 | 〒170-0012 東京都豊島区上池袋1-38-5 アサマビル203
日本臨床細胞学会細胞検査士資格認定試験係
03-3915-1198(直) |
受験料 | 11,300円 | 受験手続 | 受験願書に必要書類を添えて、受験地管轄の地方厚生(支)局に提出します。 | 受験資格 | @大学入学資格がある者で、文部科学大臣指定の学校または厚生労働大臣指定の臨床検査技師養成所において、3年以上必要な知識および技能を修得した者(受験年度3月31日までに修業または卒業見込の者を含みます)。
A大学で医学または歯学のせいきの課程を修めて卒業した者(受験年度3月31日までに卒業見込の者を含みます)。
B国内または海外で医師免許、歯科免許を得た者。
C次のいずれかに該当する者で、大学、文部科学大臣指定の学校、厚生労働大臣指定の養成所で、医用工学概論臨床検査総論、臨床生理学、臨床化学および放射性同位元素検査技術学の各科目を修めた者。
・大学で獣医学、薬学、保健衛生学の正規の課程を修めて卒業(見込)した者。
・獣医師または薬剤師。
・大学で医学概論、解剖学、生理学、病理学、生化学、微生物学、医動物学、情報科学概論、検査機器総論、医用工学概論、臨床血液学、臨床免疫学の各科目を修めて卒業(見込)した者。
・外国の医学校、歯科医学校、獣医学校、薬学校を卒業し、外国で獣医師免許、薬剤師免許を得た者
D外国の臨床検査に関する学校や養成施設を卒業し、または外国で臨床検査技師免許に相当する免許を取得した者で、厚生労働大臣が@に掲げる者と同等以上の知識・技能を有すると認めた者 | 申込期間 | 1月上旬〜1月中旬 | 試験地 | 北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄 | 試験日 | 3月上旬 | 合格発表 | 4月上旬 | 収入・将来性 | 医学の進歩とともに重要性も増していますが、以前に比べて求人状況は供給過剰気味です。 | 試験内容 | 医用工学概論、公衆衛生学、臨床病理学総論、臨床検査総論、病理組織細胞学、臨床生理学、臨床化学、臨床血液学、臨床微生物学、臨床免疫学 | 備 考 | 日本臨床検査技師会の会員は約6割が女性です。 | 問合せ先 | 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
厚生労働省医政局医事課試験免許室
03-5253-1111(代) | ホームページ | 厚生労働省 |
| |